不織布のHSコード

不織布のHSコード

HSコードとは、あらゆる物品に固有の分類番号をつけて、貿易上、それが何であるのか世界各国で共通して理解できるよう取り決めた番号のことです。輸出通関、輸入通関の申告に欠かせないため、貿易には無くてはならない番号です。タリフコードや税番、品目コード、Tariffコード、HS番号などの言い方もされます。多くの製品、商品にはさまざまな呼び名があり、HSコードという分類番号をつけることで、ひとつの物品として特定できるようになります。HS条約を各国で締結して共通の番号として使うことを国際貿易のルールの一つとして取り決めたものとなります。

HSコードは何のためにあるか

輸出入申告のときに使われ、物品ごとに設定されている関税を決めるためにも欠かせないものです。また、輸出入に規制や制限のある物品や、輸入に特別な許可が必要な物品の特定、輸出入統計のデータとしても使われます。

おおむね5年ごとに定期的に改訂されるため、最新のHSコードは2017年度に更新されたHS2017と呼ばれるものです。その一つ前のHS2012、HS2007やHS2002も協定を結んでいる国同士の貿易では関税減免のための原産地証明に使います。HS2017の次は、HS2022となります。HSコードは、英語の「Harmonized Commodity Description and Coding System」の頭文字を取った呼び名です。なお、余談ですが、米国ではこれらをさらに独自改良したHTSコードで運用されていることが多いです。

ヒクマの不織布は主にHSコード5603の目付70g/㎡以上または150g/㎡以上となります。

主な製品実績

 

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