日本には「製造物責任法(PL法)」と呼ばれる法律があり、製造物の欠陥が原因で命を落としたり、怪我をしたり、財産に不利益を被ったりした場合は、製造責任者が賠償責任を負うものと定められています。
「検針をどのように行うか」
検針をおろそかにすると事故やクレームにつながり、大きな損害を被る可能性があるため、事前にしっかりと体制を整備しておかなければなりません。
ヒクマにおいて硬綿製造工程や樹脂綿製造工程において針の使用はありません。
しかしながら機械の摩耗などによる鉄粉やその他異物の混入の可能性があります。
不織布製造ラインにおいて金属探知機を設置し、常時検知するとともに
目視での異物混入を確認しています。
ニードル綿製造の場合はニードル針を使用するため検針と金属探知はより重要になります。
不良の可能性のあるものは「折れた方」と「残った方」を合わせて報告・確認し
ハンディータイプの検針機などを用いて徹底的に調べています。
また寝装品やクッションなどはに常設の検針機を用いて生地、綿の個別検針を行い
仕上がり製品については出荷前に最終検査いたします。